重要なGmailをSlackに即通知!大事なメールを見逃さない仕組みを簡単構築【だれでもできる】

重要なGmailをSlackに即通知!大事なメールを見逃さない仕組みを簡単構築
新人カメ吉

業務中、Slackはよく見てるけど、Gmailはあまり開かなくて…。
特定のお客さんからのメールだけすぐ気付けるようにしたいんだけど、いつも見逃しちゃうんだ。

達人ぴょん吉

 大丈夫!特定のメールだけをSlackに自動で知らせるGoogleスプレッドシートがあるよ!
用意されたサンプルをコピーして設定するだけで、簡単にできちゃうんだ。まずは完成した例を見てみてね!
※Slackで「ゲスト」の方はこの設定ができないので、「メンバー」以上の方にお願いしてください

Googleスプレッドシートが開きます

  •   大事なメールを見逃してしまう
     ・Gmailを開くのを忘れて、重要な連絡に気付くのが遅れてしまう
    ・特定の取引先からのメールだけ、すぐ知りたいのに見落としてしまう
  •    Gmailの通知が多すぎて、本当に必要なメールが埋もれる
    ・広告やお知らせが多く、必要なメールを見つけにくい
    ・通知が多すぎて結局全部無視してしまう
  •     ITツールの設定が難しそうで、対策を後回しにしている
    ・業務を自動化・効率化したいけど、高価なツールを導入するのはハードルが高い
    ・プログラムを書くスキルもなく、自力での自動化は難しい

そんなあなたに、
特定のGmailだけSlackに通知する方法
をご紹介します。

当サイトをはじめてお使いの方へ

GAS(Google Apps Script)とは

GAS(Google Apps Script)は、Googleが提供するJavaScriptベースのスクリプト言語です。

これを活用すれば、Googleスプレッドシート、Gmail、Googleドライブなど、普段利用しているGoogleサービスをカスタマイズして、より便利に使うことができます。

今回は配布している無料のサンプルシートで、特定のGmailだけSlackに通知する方法をご紹介します。

このサンプルシートでできること

  1.  特定のGmailをSlackに自動通知!重要なメールは見逃さない!
    ・Gmailの「件名」「送信元」「本文」など、通知したい条件を自由に設定可能
    ・通知の開始日を指定できるから、過去のメールも対象にできる
    ・指定条件に合ったGmailが届いたら、自動でSlackに通知されるから確認漏れを防げる
  2. 操作は簡単!わずか数分で設定完了
     ・サンプルシートをコピーし、通知の条件を入力するだけ
    ・必要な初期設定方法(Webhooks発行・アプリ承認)も丁寧に解説しているので初心者でも安心

具体的な活用シーン

このサンプルシートは、重要なGmailをSlackで即時に受け取ることで、メールの見逃しを防ぎ、業務のスピードと正確性を高めるのに役立ちます。以下のような場面で活用できます。

  • 営業・クライアント対応の強化
     ・特定の顧客からの見積依頼や問い合わせメールを即時にSlack通知し、迅速に対応
    ・取引先からの契約書や重要連絡が届いたら、営業チームのSlackチャンネルに自動通知
    ・顧客対応専用チャンネルに転送することで、担当者が内容を確認できる体制に
  • 社内チームでの情報共有
     ・総務や人事宛の重要メール(例:申請書類・通達)を部門用Slackに転送して見逃し防止
    ・プロジェクト用Gmailアカウントに届いた進捗連絡などをプロジェクトチームで共有
  • リモートワーク・フリーランスの業務効率化
     ・複数のクライアントから届くメールのうち、優先度の高いものだけをSlack通知し、メール確認の手間を削減

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実践編①:サンプルシートをコピーして準備

まずは、「サンプルシートを見てみる」をクリックして、自分のGoogleアカウントのマイドライブにコピーを保存しましょう。
※画像は本記事で紹介しているサンプルシートとは異なるシートです。

  • サンプルシートを開き、メニューバーの「ファイル」から「コピーを作成」をクリックします。
②Googleスプレッドシートをコピーする画面
  • ダイアログボックス「ドキュメントをコピー」が開いたら、「コピーを作成」をクリックします。

 「フォルダ」は、デフォルトで「マイドライブ」が設定されています。
 ※シートを開いているGoogleアカウントの「マイドライブ」にコピーされます

  • 「マイドライブ」にコピーが作成されました。
④自分の「マイドライブ」にコピーが作成された画面

実践編②:簡単3STEP

サンプルシートに記載されている「利用手順」「参考シート」をもとに設定を進めていきましょう。
以下は大まかな流れです。(詳細はサンプルシートをご確認ください。)

  • STEP1:Incoming Webhooksを登録
    Gmailの通知を行うSlackのチャンネルに、Incoming Webhooksを登録(【参考1】参照)
  • STEP2:Slack通知設定
    スプレッドシートの「Slack通知」シートで「Webhook URL」「Slack通知の条件」「トリガー設定(分)」を設定(Webhook URLの確認方法は別シート【参考1】参照)
  • STEP3:Slack通知登録の実行
    「Slack通知登録」ボタンをクリック

よくある質問

Q1.   無料で使えますか?

A1.   はい、Googleスプレッドシート、Gmail、Slack(Webhooks)など、すべて無料で利用可能です。

Q2.  通知対象のGmailはどのように絞り込めますか?

A2. 「件名」「送信元」「本文」のいずれかにキーワードを設定し、該当するメールだけをSlackに通知することができます。通知を開始する日付の指定も可能です。

Q3.  通知されるSlackのチャンネルは選べますか?

A3.  はい、ご自身で発行したSlackのIncoming Webhook URLを設定することで、任意のチャンネルに通知を送ることができます。

Q4. アプリの承認は必要ですか?

A4. 初回のみ承認が必要です。サンプルシートの【参考2】に記載された手順に従って承認を行ってください。

Q5. エラーが発生した場合はどうすればいいですか?

A5. 以下の方法をお試しください
・シートを再コピーする
・ブラウザを更新する
・入力した情報を確認する

達人ぴょん吉

まずはサンプルシートをコピーして、利用手順や参考シートを見ながら設定してみてね。
これで大事なメールもすぐにチェックできるね!

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