Googleドライブのファイル名&URLを一括リスト化!新メンバーへの共有も簡単、作業効率がぐんとアップ

Googleスプレッドシートを活用して、Googleドライブ内のファイル名&URLを一括リスト化
新人カメ吉

チームに入ったばかりなんだけど、Googleドライブにあるマニュアルを確認したくて。でも、どのマニュアルがどこにあるのか分からなくて困ってるんだ…。
ファイル名とURLがリストになってたら、すぐに探せて助かるんだけどなぁ。

達人ぴょん吉

それならいいツールがあるよ!
GoogleドライブのフォルダIDを入力するだけで、そのフォルダ内のファイル名とURLを自動でスプレッドシートに一覧化できるんだ。

サンプルをコピーして設定すれば、5分くらいでできるよ!試してみて!

Googleスプレッドシートが開きます

  •   必要なファイルを探すのに毎回時間がかかってしまう
    ・フォルダ内に命名規則が統一されていないファイルが大量にあり、どこに何があるのか分かりにくい
    ・ファイル名に統一性が無いため、新しく入ったメンバーが目的のファイルを探しにくい
  •   ファイル名とURLを一覧で確認したい
    ・チームでファイルを共有する際に、リスト化しておきたい
    ・手作業でリストを作るのは時間がかかるし、作業ミスが心配

そんなあなたに、
Googleドライブのファイル名とURLを一括リスト化する方法をご紹介します。

当サイトをはじめてお使いの方へ

GAS(Google Apps Script)とは

GAS(Google Apps Script)は、Googleが提供するJavaScriptベースのスクリプト言語です。

これを活用すれば、Googleスプレッドシート、Gmail、Googleドライブなど、普段利用しているGoogleサービスをカスタマイズして、より便利に使うことができます。

今回は配布している無料のサンプルシートで、Googleドライブのファイル名とURLを一括リスト化する方法をご紹介します。

このサンプルシートでできること

  1.  Googleドライブのファイル名とURLを一括取得!作業時間を大幅短縮
    ・フォルダIDを入力するだけで、そのフォルダ内のファイル名とURLを自動でリスト化
    ・手作業によるファイル名のコピー&ペーストが不要!入力ミスも防げる
    ・ファイルのURL付きだから、ファイルを探す手間が省けて業務効率アップ!
  2. 操作は簡単!わずか5分で設定完了
    ・サンプルシートをコピーし、「フォルダID」を入力するだけ
    (フォルダIDの確認方法は別シート【参考1】を参照)
    ・「ファイル名/URL一括リスト化」ボタンをクリックすると、自動で一覧を作成

具体的な活用シーン

このサンプルシートは、Googleドライブ内のファイルを効率的に管理し、手作業の手間やミスを減らすのに役立ちます。以下のようなシーンで活用できます。

  • ファイル管理の効率化
    ・社内マニュアルや資料のファイル名とURLを一覧化し、チーム内でスムーズに共有
    ・新人メンバーに渡す資料を事前にリスト化し、必要なファイルをすぐに見つけられるようにする
    ・取引先やクライアントに渡すドキュメントの一覧を作成し、スプレッドシートで簡単に共有
  • 定期業務の効率アップ
    ・毎月の報告書や会議資料をリスト化し、必要なファイルにすぐアクセスできるようにする
    ・ファイル一覧を定期的に手作業で作成しており、不定期に更新されるファイルの情報を漏れなく管理したい

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実践編①:サンプルシートをコピーして準備

まずは、「サンプルシートを見てみる」をクリックして、自分のGoogleアカウントのマイドライブにコピーを保存しましょう。
※画像は本記事で紹介しているサンプルシートとは異なるシートです。

  • サンプルシートを開き、メニューバーの「ファイル」から「コピーを作成」をクリックします。
②Googleスプレッドシートをコピーする画面
  • ダイアログボックス「ドキュメントをコピー」が開いたら、「コピーを作成」をクリックします。

 「フォルダ」は、デフォルトで「マイドライブ」が設定されています。
 ※シートを開いているGoogleアカウントの「マイドライブ」にコピーされます

  • 「マイドライブ」にコピーが作成されました。
④自分の「マイドライブ」にコピーが作成された画面

実践編②:簡単2STEP

サンプルシートに記載されている「利用手順」「参考シート」をもとに設定を進めていきましょう。
以下は大まかな流れです。(詳細はサンプルシートをご確認ください。)

  • STEP1:フォルダIDの設定
    スプレッドシートの「一括リスト化」シートで「フォルダID」を設定(フォルダIDの確認方法は、別シート【参考1】参照)
  • STEP2:ファイル名/URL一括リスト化の実行
    「ファイル名/URL一括リスト化」ボタンをクリック

よくある質問

Q1.  共有ドライブのファイルもリスト化できますか?

A1.   はい、可能です。ただし、スプレッドシートを実行するGoogleアカウントに、共有ドライブへの「閲覧」または「編集」権限が必要です。

Q2.   取得できるファイルの上限はありますか?

A2.  Google Apps Scriptの仕様上、処理の負荷やスピードを考慮すると一度に取得するファイル数は最大100件程度が望ましいです。それ以上のファイルがある場合は、フォルダを分割するなどの対応をお勧めします。

Q3. フォルダIDはどこで確認できますか?

A3. Googleドライブで対象のフォルダを開き、URLの「/folders/」以降の文字列がフォルダIDです。詳しくはシート内の【参考1】をご覧ください。

Q4. アプリの承認は必要ですか?

A4. 初回のみ承認が必要です。サンプルシートの【参考2】に記載された手順に従って承認を行ってください。

Q5. エラーが発生した場合はどうすればいいですか?

A5. 以下の方法をお試しください
・シートを再コピーする
・ブラウザを更新する
・入力した情報を確認する

達人ぴょん吉

まずはサンプルシートをコピーして、利用手順や参考シートを見ながら設定してみてね。
きっとあなたの仕事もぐっと楽になるよ!

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